2005年度作品の映画ですが、運命の出会い!(いまごろおぉぉ〜?)
一応映画ファンのつもり、かなりの年月生きてきて(爆) かなりの映画を見てきて、今までの中で人生BEST1の映画に出会ってしまった。 先月5日に初めてBBMを拝見! 以来頭からいっときも離れる事無くBBMが頭の中を巡る巡る。 自分の性分ゆへ、誰かミュージシャンにハマるとその人一辺倒になり映画を見なくなる(^^; ) それが落ち着いて来ると、映画鑑賞に復帰。 その期間、見逃した映画を公開数年後に網羅するという変な繰り返しをする傾向有り。 なので、この作品の存在、ヒースの急逝については知っていたので、早く見たいと思いながら今に至る。 大変悔やみ、そして自分に腹立たしい気持ちになる。 今はネットと言う便利なツールが有り、多少年月の過ぎた出来事で有っても当時の情報を垣間見る事は出来るが、やはりリアルタイムで見たかった…。 過去自分が見たゲイを扱った映画でBEST1は『トーチソング・トリロジー』でしたが、あっさりBBMに覆る。 『トーチ〜』に関しては何となくラストに救いが有ると言うか幸福感みたいな物を感じられたが、BBMは…もう…こんな切ないラブストーリーは見たことが無いし、恋愛・社会・人生についてこんなに考えさせられた作品は初めて見たような気がする。 も〜5日以来、仕事をしていても何をしていても少し思い出すと涙腺が緩んで困る。 秘めた思いを20数年も抱えた挙げ句、相手を失うと言う結末。 思い切る勇気が有れば別の世界が見えたかも知れないのに、決断出来ないイニス。 ストレートな感情にどうしても応えてくれないのに断ち切れないジャック。 人生についても折り返しを過ぎた自分にどうしてもイニスを重ねてしまい、イニスに対する依存が異常ではないかと我ながら呆れるくらいで、もの凄く胸が締め付けらる。 そして愛情に関してここまで、しかも秘めた思いを持ち続けられる2人がひたすら羨ましい。 2時間超の作品に全く無駄が無く、監督アン・リーの才能とこの作品に対する愛情が感じられるし、音楽も過度にならず、それでいて印象に残り、全編に渡る美しい景色と2人の感情がより一層深く染み入るような感じ。 そして何よりもヒースとジェイクの卓越した演技、昨今ハリウッド映画のつまらなさが語られる事が多いですが、 20代にしてこんなにも素晴らしい俳優が存在すると言う事は、やはり恐るべしハリウッドです! 今頃見た私が言うのも何ですが、本当に何とも地団駄が踏みたくなる程ヒースの死が悔やまれてなりません! もっと沢山の作品が見たかった! どんなにか偉大な名優になった事だろうに…(この作品だけでもう名優なのだと思いますが。) BBMファンの方々の間で、私のような状態はBBM症候群と言う高山病らしい(笑) この病の特徴は患者自身に余り治そうという努力が見られないことだろうな〜。 延々とBROKEBACK MOUNTAINを空気求めて彷徨い下山する気がない模様。 う〜ん、私もまだまだ遭難中、下山はいつの事やら…。
by oh-sara117
| 2009-03-01 23:26
| 映画
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